訃報 フランチェスコ・コッシガ元イタリア大統領 史上最年少で大統領に選出

【2010年8月18日】

コッシガ元大統領(Presidenza della Repubblica提供)

イタリア首相大統領フランチェスコ・コッシガ氏が8月17日(UTC+2)、ローマ市内の病院で死去した。82歳だった[1][2]

1928年、サルデーニャ島に生まれ、1945年にキリスト教民主党に入党し[1]、29歳で下院議員に当選した[2]。1978年に内務大臣に就任するが、極左集団によるモーロ元首相誘拐・殺害事件の責任を取って1978年に辞任した[1]。その後1979年に首相に就任[1][2]。翌1980年まで務め[1]、同年のヴェネツィアサミットの議長を務めた[2]

1985年、史上最年少となる56歳でイタリア大統領に選出され[2]、1992年まで務めた[1][2]。辞任後、終身上院議員となった[1]

情報源

編集

本ニュースは「共同通信」および「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 47NEWSフランチェスコ・コシガ氏死去 イタリア元首相』 — 共同通信社, 2010年8月17日
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 asahi.com 『コシガ伊元大統領が死去 85年に史上最年少で選出』 — 朝日新聞社, 2010年8月17日