訃報 デイビー・ジョーンズ氏 - 「モンキーズ」ボーカル
【2012年3月2日】
1960年代に活躍したアメリカ合衆国の4人組ロックバンド「モンキーズ」のボーカルを務めたデイビー・ジョーンズ氏が2月29日(UTC-5)、心臓発作のためアメリカ合衆国フロリダ州で死去した。66歳だった[1][2][3]。
アメリカの複数メディアの報道によると、ジョーンズ氏は29日朝に体調不良を訴えて呼吸困難状態に陥り、自宅から最寄の病院に搬送されたが死亡が確認された。特に持病などはなく、直前まで元気な様子であったという[2]。
イギリス・マンチェスター出身[1][2]。当初はイギリスで俳優としてデビューしたが、後に渡米[1]。1965年にイギリス出身のビートルズに対抗する存在として結成されたモンキーズの一員となり、翌年レコードデビュー[2]。ジョーンズ氏はメンバーで唯一イギリス出身の人物で[3]、端正なルックスから人気を博した[1][3]。
モンキーズはテレビ番組と連動した活動を展開して世界中でアイドル的人気を呼び、1968年には来日公演を行った[2]。代表作に「アイム・ア・ビリーバー」「恋の終列車」「デイドリーム・ビリーバー」などがある[1][2][3]。
1970年にモンキーズが解散した後[1][2][3]、ジョーンズ氏はソロでの歌手活動や俳優活動を行い[2]、以後4回にわたる[注釈 1]モンキーズの再結成公演にも参加[2][3]。昨年2011年には結成45周年記念ツアーを開催したが[2][3]、メンバー間の軋轢により途中で公演が中止となっていた[2]。
注釈
編集- ↑ スポーツ報知によると1986年・1996年・2001年および2011年
情報源
編集本ニュースは「時事通信」「スポーツ報知」および「オリコン」の以下の報道を情報源としている。