訃報 スティーブ・ジョブズ氏 - 前アップルCEO
【2011年10月6日】
アップル社は5日、同社の共同創業者であり前CEOのスティーブ・ジョブズ会長が死去したと発表した。56歳だった[1][2]。
ジョブズ氏は1976年、幼なじみのスティーブ・ウォズニアック氏らとアップルコンピュータ(現アップル)を設立。84年に個人向けコンピュータ「Macintosh」を開発し、同社を世界的企業へと発展させた。社内的な対立で85年に一度は退社したが、96年にアップルが経営不振に苦しんだ際に復帰し、97年に暫定CEOへと就任。2000年には正式にCEOへと就任した[1][3]。
復帰後、ジョブズ氏は2001年に携帯音楽プレイヤー「iPod」、2007年に携帯電話「iPhone」、2010年には多機能情報端末「iPad」など数々のヒット商品を生み出し、アップルは株式時価総額で世界トップの企業へと発展した[3][2]。
しかし、2004年には膵臓がんを手術。2009年にも肝臓移植手術をするなど、晩年は病魔に苦しめられていた。今年1月には無期限の休養を発表し、8月にはCEOを辞任していた[1][2][3]。
情報源
編集- ↑ 1.0 1.1 1.2 ロイター通信 『米アップルのスティーブ・ジョブズ会長死去』 — 日経新聞, 2011年11月6日
- ↑ 2.0 2.1 2.2 『先見の明・天才…アップルのジョブズ会長死去』 — 読売新聞, 2011年11月6日
- ↑ 3.0 3.1 3.2 『前アップルCEO、スティーブ・ジョブズ氏死去』 — 産経新聞, 2011年10月6日