訃報 スタインブレナー氏 - 大リーグ・ヤンキース名物オーナー
【2010年7月14日】 毎日新聞によると、アメリカの大リーグ・ニューヨークヤンキースオーナーのジョージ・スタインブレナー氏が7月13日(UTC-4=アメリカ東部夏時間)、フロリダ州の病院で心臓発作のため死去した。80歳。
毎日新聞と朝日新聞によると、スタインブレナー氏は造船業で大成[1]。1973年に1000万アメリカドル(当時の日本円換算30億円[1])でCBSから[2]ヤンキースを買収し、豊富な資金力をバックに大補強を繰り返してチームの再建に尽力。7度のワールドシリーズ優勝に貢献[1]した。その一方、選手の服装や監督采配にまで口を出す「ワンマンオーナー」としても有名で就任から1990年まで17年間で実に18人の監督交代をさせたこともあった[1]ほか、選手の年俸高騰をも招いたとしている[2]。
毎日によると、その後2007年に経営権を息子2人に事実上委ねて、自らは病気療養のためフロリダ州にある自宅に滞在していたという。
情報源
編集- 毎日jp ニューヨーク支局 『訃報:スタインブレナーさん80歳=ヤンキースオーナー』 — 毎日新聞, 2010年7月14日
- asahi.com 『ヤンキース名物オーナー、スタインブレナー氏が死去』 — 朝日新聞, 2010年7月13日