訃報 グロリア・スチュアートさん - 米女優、「タイタニック」で史上最高齢のアカデミー賞ノミネート
【2010年9月30日】
アメリカ合衆国の女優グロリア・スチュアートさんが9月26日夜(UTC-7)、ロサンゼルスの自宅で死去した。100歳だった[1][2][3]。家族が公表したもので[2]、死因は老衰と見られている[1][3]。
1910年、カリフォルニア州サンタモニカ生まれ[2]。カリフォルニア大学バークレー校[3]在学中に演劇などを学び[1][2][3]、舞台女優としてデビュー[2]。後にハリウッド入りし、「透明人間」(1933年)などの映画に出演した[1][3]。
1940年代に一度引退し[3]、美術分野に活動を移したが、1970年代に女優活動に復帰[1][3]。87歳のときに出演した[2]映画「タイタニック」(1997年)では、ケイト・ウィンスレットさんが演じた[3]ヒロイン・ローズの老後役を演じ、同役でアカデミー助演女優賞にノミネート[1][2][3]。史上最高齢のアカデミー賞候補となった[2][3]。
スチュアートさんは5年前に乳癌の診断を受けたが、その後は回復していたという。スチュアートさんの娘はロサンゼルス・タイムズの取材に対し、「病気のことは全く気にとめていなかった。強い女性だった」と述べた[2]。
情報源
編集本ニュースは「共同通信」、「ロイター」および「スポーツ報知」の以下の報道を情報源としている。