萩本欽一氏、欽ちゃん球団解散表明を撤回

【2006年7月24日】

毎日新聞や朝日新聞が伝えたところによると、社会人野球のクラブチーム・茨城ゴールデンゴールズを主宰しているタレント萩本欽一さんが22日、19日に出していた解散表明を撤回した。この解散表明はチームに所属していた極楽とんぼのメンバーの1人山本圭一さんが、チームの遠征で訪れた函館市で17歳に暴行を加えたとされる事件に対するもの。

19日の発表以降、チーム本拠地の茨城県稲敷市やキャンプ地の宮崎県日向市などで存続を求める運動が起こったほか、球団事務所にも存続を求める声が多数寄せられていた。萩本さんはこの多数の声を受け、19日に出したばかりの解散表明を撤回した。

この日茨城ゴールデンゴールズは新潟県魚沼市で同市の震災復興のためのチャリティー野球大会においてセガサミーと対戦したが、この際に一度9回のみの攻防を行い、その後改めて1回から試合を行うという形式で試合を行い、チームの新生を印象づける演出を行うことを、セガサミーの監督で新潟出身のニュースキャスター青島健太さんに提案、青島さんもこれを受諾した。試合結果は2-3で新生茨城ゴールデンゴールズは黒星発進となった。

秋田魁新報によると、28日に秋田県大館市の「大館樹海ドーム」と29日に横手市の「グリーンスタジアムよこて」で予定されていた秋田県社会人選抜チームとの試合は、予定通り開催すると主催者の秋田県野球連盟とエフエム秋田が発表した。

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