茨城県沖で最大震度5弱の強い地震

【2008年7月5日】

2008年7月5日16時49分の
茨城県沖で発生した地震
アメリカ地質調査所 (USGS)
による地震地図 (PD)
地震のデータ
  • 発生時刻: 2008年7月5日16時49分 (UTC+9)
  • 震央: 茨城県沖 / 太平洋プレート陸側のプレートとの境界
  • 座標
    • 北緯36.7度 東経141.0度 (気象庁)
    • 北緯36度41分 東経140度44分 (USGS)
  • 震源深さ
    • 50km (気象庁)
    • 50.5km (USGS)
  • 規模
    • M5.2 (気象庁)
    • M5.1 (USGS)

日本の気象庁によると、日本時間7月5日16時49分 (UTC+9) ごろ、茨城県沖で強い地震があった。震源の深さは50キロ、地震規模はマグニチュード5.2、最大震度日立市の震度5弱である。

NHKによると、この地震による津波の心配はない。また茨城県・栃木県で震度4、東北から関東・甲信越・静岡県にかけて震度3-1の揺れを記録している。

気象庁は、この地震による地震波を検知してから4.2秒後に緊急地震速報の第一報を出し、検知5.1秒後には第二報で予測最大震度を4程度と速報した。実際の揺れは日立市の1か所のみで震度5弱を計測したが、その他の場所では最大でも震度4であった。気象庁地震火山部はこれについて「誤差の範囲内」としている。なお、予測最大震度が4程度であったため、速報は高度利用者向けにのみ伝達され、一般向けには速報されなかった。日経新聞はこのことを「気象庁は緊急地震速報を出さなかった」と報じた。

出典

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