苫小牧市長に元衆議院議員の岩倉博文氏が当選
【2006年7月9日】
準強制わいせつ容疑で逮捕された前市長の辞職に伴う苫小牧市長選挙が7月9日 (UTC+9) に行われ、同日午後11時30分に全投票の開票が完了、自由民主党推薦の元衆議院議員岩倉博文氏が、元職の鳥越忠行氏に6,000票あまりの差をつけて当選した(岩倉氏:4万3,274票、鳥越氏:3万7,187票)。
両氏とも市政への信頼回復と財政再建を公約に掲げていた。鳥越氏は元職としてのキャリアを押し出す一方、前回の選挙での失敗から行財政改革を強く主張していた。一方岩倉氏は前市長の立候補に関する責任を取る形で出馬したが、その責任を果たすという出馬目的を強く押し出していた。
投票率は59.36%(有権者13万7,769人に対し投票数8万1,786票、無効票1,325)で、前回の選挙より5.81%下回った。
出典
編集- 『苫小牧市長選挙 開票速報』 — 苫小牧民報, 2006年7月9日
- 『岩倉氏が勝利 苫小牧市長選』 — 北海道新聞, 2006年7月9日