羽田空港に緊急着陸相次ぐ

【2006年1月15日】

2005年1月14日午後、東京国際空港(羽田空港)にエールフランス機と、日本航空機が相次いで緊急着陸した。両機とも乗客乗員に怪我はなかった。

朝日新聞などによると、エールフランス機は278便シャルル・ド・ゴール国際空港フランスパリ)発、成田国際空港行きのボーイング777型機(乗客乗員315人)で、午後7時15分ごろ福島県上空を飛行中に「コクピット内に煙が発生した。成田空港が悪天候ため羽田空港に緊急着陸したい」という要請が、航空交通管制部に入った。そのため同機は7時30分すぎに羽田空港に緊急着陸した。

一方の日本航空機は、サンケイスポーツなどによると1278便小松空港発羽田空港行きのボーイング767型機(乗客乗員118人)で、操縦席や客室の前から2番目の左側のドア付近で焦げるような臭いがした。煙は出なかったが天候が悪かったため、念のため午後5時30分すぎに羽田空港に緊急着陸した。

両機とも機内からは燃えたり焦げたりしたような形跡は見つかっていない。また、両社は原因を調べている。

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