美里町の信組に拳銃強盗、犯人の写真を公開
【2005年7月29日】
27日午前10時25分頃、埼玉県美里町阿那志の埼玉信用組合美里支店に、拳銃を持った2人組の男が侵入した。
男は、拳銃を1発発砲して「金を出せ」と女性職員を脅迫した。事件当時、書類を整理していた男性職員(48才、融資係長)が事件に気付いて男を羽交い締めにしたが、職員と男はもみ合いとなり、男はさらに銃弾を3発発砲した。しかし、職員に拳銃を奪い取られて何も盗らずに近くに止めてあった車で逃走した。
男性職員は、腕や胸、腰に銃弾で重傷を負って同県本庄市の病院に搬送されたが命に別状はないという。現場には当時、職員5人と客1人がいた。
犯人は現在も逃走を続けており、警察では防犯カメラの写真を公開して男らの行方を追っている。
出典
- 畑広志、渡辺千草 『美里町の信組強盗:犯人ともみ合い被弾、男性職員が重傷--右胸など3カ所 /埼玉』 — 毎日新聞, 2005年7月28日
- 『埼玉の信組支店で拳銃発砲…職員重傷、2人組逃走』 — 読売新聞, 2005年7月27日
- 『埼玉・美里町の信用組合強盗傷害事件 埼玉県警、防犯カメラに写った2人組の写真公開』 — FNN, 2005年7月27日 (368KB)