筑紫キャスター、肺がんを公表
【2007年5月15日】 日刊スポーツによると、ジャーナリストで、自らの冠番組「筑紫哲也のニュース23」(TBSテレビ)のメインキャスターを務める筑紫氏(71歳)が5月14日、同番組で初期の肺がんであることを明らかにし、しばらくの間休養するという。
サンケイスポーツによると、筑紫氏は番組冒頭で「前週の検査で肺がんがわかった。十分克服できるとのことでしばらく治療に専念したい」として5月15日放送分から休養することを宣言していた。スポーツ報知によると5月4日から11日にも番組を休んでいたが、TBSテレビでは「通常の春休み」としており、その期間中に行った健康診断でそれがわかったという。当面は代役を立てず、サブキャスターの膳場貴子さんを中心として放送する。
スポーツ報知によると、筑紫氏は大分県出身。朝日新聞社記者としてワシントン特派員、「朝日ジャーナル」編集長を歴任し1989年に退社後同番組のメインキャスターに就任。また2006年から立命館大学客員教授に就任した。
出典
- 『筑紫哲也さん肺がんを告白…番組を休養し、治療に専念』 — スポーツ報知, 2007年5月15日
- nikkansports.com 『筑紫哲也さんが生番組で肺がん告白』 — 日刊スポーツ, 2007年5月15日
- SANSPO.COM 『筑紫哲也氏肺がん告白…「NEWS23」は15日から休養』 — サンケイスポーツ, 2007年5月15日