移動動物園からカンガルーが脱走、警察などと捕物帳展開 - 滋賀

【2010年9月29日】

オオカンガルー(参考、CC BY-SA 3.0

読売新聞によると、9月28日午後8時(UTC+9)頃、移動動物園を運営する「堀井動物園」(滋賀県守山市)から、カンガルーが逃げ出す騒ぎがあった。

読売新聞によると、通報を受けた滋賀県警守山署や飼育員ら数十人が付近を捜索。約5時間後(毎日報道では4時間後)に、約500メートル離れた田んぼの中でじっとしているのを発見し捕獲した。

毎日新聞が同署の話として伝えたところによると、逃げたのは1歳になるオオカンガルーの雄で、体長約1メートル、体重約40キログラム栃木県内の動物園から譲り受けたもので、同日に到着し、職員が移動から移そうとしたが、その際に逃げたという。カンガルーは、時速約30キロメートルで走ることが可能であるとされ、同署では「歩行者や車などに衝突して負傷する恐れがある」として、周辺住民らに注意を呼び掛けていた。

読売新聞によると、堀井動物園は、300~400種類の動物を飼育しており、遊園地学校などを巡回して「ふれあい動物園」を開いている。同園は、週末に東京でカンガルーの撮影イベントを開催する予定だった模様である。

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