秋田県の高校、女子生徒にメイド姿を強要し撮影会

【2009年3月4日】

読売新聞秋田魁新報などによると、秋田県立大館高校秋田県大館市)で、2008年9月24日UTC+9)に、芸術部顧問の51歳の男性教諭が、3年生の女子生徒に対してメイド服を着ることを強要し、さらに他の女子部員に撮影させていたことが、3月4日(UTC+9)、判明した。

秋田魁新報によると、同校の説明だと、同部では、写真コンテストへの応募に当たって、顧問と部員らとの間で話し合った結果、メイド服姿で撮影することを決め、女子部員にモデルを依頼したが、この女子生徒は、家族との話し合いの結果、モデルになることを断った。

毎日新聞によると、それに対して、顧問の教諭は、「メイド姿にならないと、国語の単位を与えない」などと脅迫めいた発言をし、無理やりメイド服を着させた上、他の生徒らにデジタルカメラで撮影させたという。女子生徒は、2日後に同校の事務職員に相談、教頭らが当該の教諭と共に女子生徒宅を訪れ謝罪した。

毎日新聞によると、女子生徒は、今も心の傷が癒えていない模様で、秋田県警大館署に相談している。

出典

編集