福知山線脱線事故、時速115kmと判明

【2006年4月22日】 読売新聞によると21日、2005年4月25日に発生したJR福知山線脱線事故で、事故車両が脱線・転覆した速度が時速約115kmだったことが、国土交通省航空鉄道事故調査委員会の調べで分った。

2005年9月末までの同委員会の調査によると、「時速110km以上」と発表されていたが、データの分析の結果より精密に結果が出たという。

また、現場の曲線では、事故時同様700人近くの乗客を乗せていれば、時速115kmに達しない速度で脱線することが、シミュレーションの結果わかっている。これにより、事故調査委員会は、事故の主原因が速度超過であると断定した。

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