福島競馬、積雪のため開催取りやめ 4月開催では史上初

【2010年4月18日】 スポーツニッポンによると、季節外れの積雪の影響で4月17日(UTC+9)に行われる予定だった福島競馬第1回3日目の開催が中止となった。この日予定されていたレースは4月19日に出馬投票のやり直しをしないで順延開催する。

スポニチによると、4月17日未明から雪が降り、午前6時の段階で5㎝の積雪が確認された。このため主催するJRA日本中央競馬会は対策会議を午前5時15分と7時半の2回に分けて開催すると共に、午前7時頃からコースの除雪作業を行ったが、雪がやまないとして午前8時にこの日の競馬の開催取りやめを決定した。

スポーツ報知によると4月の開催において降雪による開催取りやめがあったのは史上初。これまで積雪により全部のレースの開催中止になった最も遅い時期は1987年3月7日に阪神中京の2競馬場の開催中止となった例がある。また福島競馬場では過去に1972年4月にストライキにより4日間の開催中止があったが、降雪による中止は競馬場開設以来初のことだった。

代替開催に伴う処置

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JRAによると、この福島競馬代替開催に伴う馬券の発売は以下の通りである。

  • 電話投票はI PAT・PAT方式は4月18日午後7時半から、ARS方式は4月19日午前7時からそれぞれ最終レース締め切り時間まで発売する。
  • 競馬場ウィンズ佐賀荒尾両競馬場を除く全会場で発売。また払い戻しは上記2競馬場と新潟サービスセンターを除く全会場で行う。また4月20日も一部会場を除いて平日払い戻しを行う

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