福島県の児童餓死事件、食事与えず

【2006年7月30日】 日刊スポーツによると、福島県警察本部は7月29日までに3歳の男児に対して食事を与えさせないで死なせた保護責任者遺棄致死の疑いで泉崎村在住の夫婦を逮捕した。

それによると、泉崎村の無職・白髭功(しらひげ・いさお)容疑者(40歳)とその妻・和歌子容疑者(33歳)は2006年5月28日ごろ、三男の広君(当時3つ)に食事を充分に与えさせずに死なせたとされている。死亡当時の広君の体重は一般の生後半年の体重にあたる7.9kgしかなかった。また日刊と読売新聞によると、小学校2年生の次女(8つ)と次男(6つ)についても体にあざなどが見つかったことから、福島中央児童相談所で2人を保護した。両容疑者は日常的に虐待を行っていた疑いがあると見ている。

日本放送協会によると、広君の直接の死因は肺炎であるが、死亡当時は飢餓に近い状態とわかり、両親が広君を医者に見せるなどの必要な保護を行わなかったとして調査している。

出典

編集