福岡のモスバーガーでまたもCO中毒 飯塚市の店舗で3人搬送
【2009年7月26日】
西日本新聞によると、7月25日午後1時45分ごろ(UTC+9 以下同)福岡県飯塚市にあるモスバーガー飯塚幸袋(こうぶくろ)店で一酸化炭素(CO)中毒で3人が病院に運ばれる騒ぎがあった。搬送された3人の血中からCOが検出されたが軽症だった。病院に運ばれたのはアルバイト社員の23歳の男性と21歳の女性、それに設備メンテナンス業の50歳の男性の3人。
読売新聞と西日本によると、この当時店内にあった換気扇2台が動いていなかった。飯塚幸袋店では7月18日に換気扇が故障しているのを確認しているが、その修理が進まないままで、扇風機を使って換気をした状態で営業を行っていた。
読売によると、モスバーガーを運営するモスフードサービスは、去る7月21日に福岡市の笹丘店で同じようなCO中毒事故があって9人が症状を訴えたばかりで、これを受けて換気扇を使うように全国の1327店舗に通達していた矢先だった。なお揚げ物を調理するためのフライヤーなどには異常はなかった。
西日本によると、モスフードは「再びこのような(CO中毒の)事故を起こして、深くお詫びします」と謝罪した。また、読売によると問題の飯塚幸袋店も当面営業を自粛する。
情報源
編集- 『モス 飯塚でもCO中毒 換気扇故障店員ら3人軽症』 — 西日本新聞社, 2009年7月26日1時20分(UTC+9)
- 『換気扇は修理中、モス従業員ら3人CO中毒』 — 読売新聞社, 2009年7月25日21時38分(UTC+9)
関連ニュース
編集- "福岡のモスバーガーでCO中毒騒ぎ 排気口にアップルパイ"。ウィキニュース、2009年7月24日
外部リンク
編集- モスフードサービス代表取締役社長・櫻田厚 『お詫びとお知らせ<モスバーガー飯塚幸袋店における事故の発生について>』 — モスバーガー, 2009年7月25日