福岡で6歳の小学生が絞殺される

【2008年9月21日】 毎日新聞によると、9月18日午後4時ごろ(UTC+9)、福岡市西区の小戸公園で、福岡市立内浜小学校1年生の富石弘輝(とみいし・こうき)君(6つ)が行方不明になったと、一緒にいた母親(35歳)から警察に110番通報があった。その後周辺を捜した所、まもなくして同公園のトイレに付近に倒れていた弘輝君を発見。意識不明で病院に運ばれたが、死亡した。弘輝君は首を紐のようなもので絞められた跡があり、殺人事件とみて福岡県警は西警察署に捜査本部を設けた。

弘輝君は9月18日の午後2時ごろ(同上)、学校から帰った後母親と一緒に午後3時ごろ徒歩で自宅から出て小戸公園に訪れていた。その後母親が園内にあるアスレチックコーナーから10数m離れたトイレに行っている数分間中に弘輝君が行方不明となった。弘輝君のGPS機能付き携帯電話で大体の所在場所を把握して捜査したところ、弘輝君は母親の行った女子トイレの外壁にもたれるようにひざを曲げて座り込んでいたという。

東京新聞によると、この後、9月19日になって、弘輝君の持っていて、事件後に無くなっていたとされるGPS携帯電話が公園内に見つかった事もわかった。県警は遺体の絞殺された時の形状から、この携帯電話のネックストラップ(首紐)が凶器として使われた疑いが強いとみて調べを進めている。また、弘輝君の死体を司法解剖したところ、死因は首を絞められた事による窒息死と判明した。

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