神戸市バスで臨時バスを無断増発、超過勤務手当目的か
【2009年2月28日】
読売新聞、朝日新聞、神戸新聞などによると、神戸市交通局の市バス石屋川営業所(神戸市灘区)が、2008年10月から12月にかけ、計83本に亘り臨時バスを無断で運行していたことが、2月28日(UTC+9)、判明した。
神戸市によると、神戸市バスは、営業所ごとに管轄路線が定められており、多客時の応援目的などで臨時バスを出す場合は、相手側の営業所からの応援要請が必要になるが、石屋川営業所は、要請が無いまま、魚崎営業所(神戸市東灘区)の管轄エリアで無断で臨時バスを1日1~3本程度運行していた。また、これによって、乗務員の超過勤務手当を申請し、計約27万円の超過勤務手当を受け取っていたという。
同交通局は、「超過勤務手当目的と受け取られかねない」とコメントしており、2月27日(UTC+9)付で、石屋川営業所の所長(53歳)ら4人を減給、同局自動車部長を訓戒の懲戒処分にした。
出典
編集- 『超勤手当欲しさ?臨時バス無断増発、客1人でも…神戸市』 — 読売新聞社, 2009年2月28日15時11分(UTC+9)
- 『管轄外路線に無断で臨時市バス、営業所長ら処分 神戸』 — 朝日新聞社, 2009年2月28日13時25分(UTC+9)
- 『バス80本無断運行 超過勤務手当目的で神戸市 』 — 神戸新聞社, 2009年2月28日11時0分(UTC+9)