神奈川県鎌倉市の海水浴場で4人が沖に流される 2人死亡
【2009年8月22日】
神奈川新聞・読売新聞・毎日新聞によると、8月21日午後0時55分頃(UTC+9)、神奈川県鎌倉市由比ガ浜の由比ガ浜海水浴場で、遊泳中の18〜19歳の専門学校生と大学生の男性4人が沖に流された[1][2][3]。
このうち2人が行方が分からなくなり、通報を受けた神奈川県警や第三管区海上保安本部が捜索を行った結果、約50分後と約3時間後に沖合いで浮いているのが発見されたが、いずれも病院で死亡が確認された[2]。残りの2人はライフセーバーに救助され軽傷[3]。うち1人は一時意識不明に陥ったが、病院で意識を回復し、命に別状はない[1]。
県警鎌倉署によると、流された4人は横浜市の県立高校の元同級生で、正午頃に7人で海水浴場を訪れていたという[1]。このうち、岸から15メートルほど沖合いで泳いでいた5人が流された[3]が、1人は自力で岸にたどり着いた[1]。
鎌倉市によると、事故当時、市内には強風・波浪注意報が発令されており、「遊泳注意」の旗が出されていたが、遊泳禁止にはしていなかったという[1][2]。