神奈川県相模原市、来年4月に政令指定都市に移行へ

【2009年10月27日】

相模原市役所(参考、2006年1月29日撮影、CC BY-SA 3.0

日本政府は10月23日(UTC+9、以下同様)の閣議で、神奈川県相模原市を2010年4月1日から政令指定都市に移行させることを決定した[1][2][3]。10月28日に政令公布され、正式に決定となる[1]

今年4月に移行した岡山市に次いで全国で19番目、神奈川県内では3番目の政令指定都市となる[1][2]。相模原市は1954年に市制施行しており[3]戦後に市制施行した市としては初の政令指定都市移行となる[1][3]

相模原市の政令指定都市への移行は、2007年に当時の小川勇夫市長によって表明された[1]。政令指定都市の人口要件は、市町村合併を行った市に限り従来の100万人から70万人に緩和されている[2]。相模原市は2006年から2007年にかけて旧津久井郡の4町と合併し[1]、2009年9月1日現在での人口が71万2121人(市の発表による)となり、要件を満たしている[2][3]

閣議決定を受けて、相模原市の加山俊夫市長は23日に会見し、「人や企業に選ばれる都市を目指す」と抱負を述べた[1]

情報源

編集

本ニュースは「神奈川新聞」と「共同通信」、「読売新聞」の以下の報道を情報源としている。

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 カナロコ ローカルニュース 『「政令指定都市・相模原」が決定、神奈川県内で3市目』 — 神奈川新聞社, 2009年10月23日
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 47NEWS相模原市が政令指定都市移行へ 来年4月1日、19番目』 — 共同通信, 2009年10月23日
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 YOMIURI ONLINE 『相模原市、来年4月から政令市に…閣議決定』 — 読売新聞, 2009年10月23日