石棺を載せた古代船が出航、熊本から大阪を目指す

【2005年7月24日】

古代の石棺に関する謎を解明するため、大王のひつぎ実験航海実行委員会は24日、古代船で石棺を運ぶ実験航海を開始した。熊本県宇土マリーナ(宇土市)から出航した船は瀬戸内海を通って8月26日に目的地・大阪南港(大阪市)に着く予定。

6-7世紀の近畿地方の古墳で発見された石棺には、熊本・宇土地方で産出する馬門石(まかどいし)で作られたものがある。同委員会は、重い石棺を約800キロメートルも離れた畿内まで運んだ理由、方法、経路を解明するために、復元した石棺と船で古代の航海を再現する。石棺は全体で6.7トンあり、蓋と本体に分けて2隻の台船に載せ、全長11.90メートルの船で曳航する。

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