相馬野馬追が実演される…大井競馬場
【2012年9月30日】
9月30日 (UTC+9)、東京都品川区にある大井競馬場にて、「相馬野馬追」の実演が行われた[1][2]。 今回の企画はTCK特別区競馬組合が行った[1]。 「相馬野馬追」は福島県相馬地方に伝わる神事であり[1]、 馬に関する文化を知ってもらうことを狙いとして、1997年から同競馬場にて行われてきた[2]。 なお、今回で17回目の実施となる[2]。
今年は「甲冑(かっちゅう[2])競馬」が復活した[1][2]。 昨年は東日本大震災により、馬の輸送が出来ず実現出来なかった[2]。 甲冑競馬に臨む騎手や馬8頭[注釈 1]は、福島県南相馬市より参加した[1]。 馬8頭の中には、原発事故の発生により避難した馬もいたという[1]。
当日は台風17号の接近により強風の中での実演となったが[2]、 約800メートルのコースを疾走する姿に[1][2]、 1,000人を超える観客が歓声を上げた[2]。
注釈
編集- ↑ 出場馬に関しては、外部リンク「~東日本大震災復興応援イベント~相馬野馬追」を参照。
情報源
編集外部リンク
編集- 大井競馬場 『~東日本大震災復興応援イベント~相馬野馬追』 — 大井競馬場, 2012年10月1日 (UTC+9)閲覧