甲府、柏を制しJ1昇格—サッカー・Jリーグ入れ替え戦

【2005年12月11日】

12月10日の報道機関各社によると、日本サッカーJリーグJ1・J2入れ替え戦柏レイソル (J1) 対ヴァンフォーレ甲府 (J2) が12月7日と10日の2日間に渡って行われ、ヴァンフォーレ甲府が2連勝して初のJ1リーグ昇格を決定した。

読売新聞、日刊スポーツ、サンケイスポーツによると、7日、ヴァンフォーレのホームスタジアム(山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場)で行われた第1試合は2-1でヴァンフォーレが制した。10日、レイソルのホームスタジアム(日立柏サッカー場)で行われた第2試合では、ヴァンフォーレのバレー選手がJリーグ初の1試合個人6得点をあげた。この得点で、ヴァンフォーレが6-2で大勝し、J1リーグへ悲願の初昇格を決めた。ヴァンフォーレは日本サッカーリーグ時代を含め、日本の社会人サッカーリーグのトップディヴィジョンに昇格するのは初めて。 一方、昨年に続いて入れ替え戦に出場したレイソルは、後半に退場者が出たこともあり完全に守備が崩壊。1995年の昇格以来守り続けたJ1リーグから、2006年は11年ぶりに2部リーグ相当クラス(当時は旧JFL、J2リーグへは初)への降格となった。

これにより、来季のJ1リーグへ昇格したのは、京都パープルサンガアビスパ福岡、ヴァンフォーレ甲府の3チームに決まった。J2リーグへ降格したのは、柏レイソル、東京ヴェルディ1969ヴィッセル神戸の3チーム。来季はJ1リーグ18チーム、J2リーグは新JFLから昇格を果たした愛媛FCを含めた13チームの1シーズン制で行われることになった。

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