甲子園球場、来シーズンにも全面天然芝移行か

【2005年8月2日】

甲子園球場(1992年夏の全国高校野球大会)

阪神電鉄は8月1日までに、甲子園球場を全面天然芝にする計画を検討していることを明らかにした。阪神電鉄の複数の幹部が「内野にも天然芝を張る方向で現在前向きに検討中。残る課題を解消するために作業を進めている」と説明。今後、芝の管理・維持の課題を調査したうえで、阪神タイガース球団日本高等学校野球連盟等関係各所との協議を行い、早ければ2005年度のシーズンオフにも実施する計画。

なお、甲子園球場は今後2007年度のシーズンオフから段階を追ってスタンドを中心とした全面的な改修工事を展開する計画を持っているが、この天然芝工事についてはこの全面改修とは別に実施する意向である。

現在、同球場の内野には、芝が張られていない。一方、1塁側ダッグアウト前から3塁ダッグアウト前までは、1979年3月に人工芝が敷かれた。

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