田辺製薬と三菱ウェルファーマ合併 今年10月に

【2007年2月16日】 読売新聞とフジサンケイビジネスアイによると、日本の製薬会社である田辺製薬三菱ウェルファーマは2007年10月1日をもって企業合併することで基本合意したことを発表した。

読売によると、合併後の新会社は田辺製薬株式会社を存続会社とし、田辺が三菱ウェルファーマを吸収合併する形となる。現三菱ウェルファーマ株1株につき田辺株0.69株が割り当てられるため、現三菱ウェルファーマの持ち株会社である三菱ケミカルホールディングスが新会社の株式の56%を保有することとなり、新会社は三菱ケミカルの連結子会社となる。合併後は売上高が4,077億円となり、国内の大手製薬会社企業で6位になる会社が新たに誕生することになる。また、この合併については、6月に双方が行う株主総会を持って正式決定した。

なお、企業合併後の現社名は、「田辺三菱製薬株式会社」と設立になっていた。

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