「イギリス・BBCのテレビ番組が、二重被爆者を「世界一運が悪い男」と紹介 - 在英日本大使館が抗議」の版間の差分

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[[w:朝日新聞|朝日新聞]]・[[w:読売新聞|読売新聞]]によると、[[w:広島市|広島]]と[[w:長崎市|長崎]]に於いて二重[[w:被爆者|被爆]]し、[[w:2010年|2010年]]に93歳で亡くなった[[w:山口彊|山口彊(つとむ)]]さんについて、[[w:イギリス|イギリス]]・[[w:英国放送協会|BBC]]が[[w:2010年|2010年]][[w:12月|12月]]に放映した[[w:テレビ|テレビ]]の[[w:お笑い番組|お笑い]][[w:クイズ番組|クイズ番組]]に於いて、「世界一運が悪い男」などと紹介していたことが、[[w:1月20日|1月20日]]([[w:UTC+9|UTC+9]])に判明した。
 
朝日新聞によると、問題となったのは、2010年[[w:12月17日|12月17日]]に放映された同局の人気番組・『[[w:QI (テレビ番組)|QI]]』。番組の司会者が、[[w:長崎県|長崎県]]出身の山口さんが広島に[[w:出張|出張]]していた広島で[[w:原子爆弾|原爆]]によって被爆し、大[[w:火傷|火傷]]を負った後に[[w:鉄道|鉄道]]を利用して長崎に戻ったことに触れ、「イギリスなら[[w:電車|電車]]は止まっている」と、イギリスの鉄道の不備を自虐的に捉えていた。しかし、ゲスト出演者の[[w:コメディアン|コメディアン]]が「長崎で入院したのか」と突っ込みを入れると、[[w:スタジオ|スタジオ]]から失笑が漏れる一幕があった。 さらに、司会者が「山口さんが長崎に戻ったところ、再び原爆が投下された」と述べると、観衆は爆が大。司会者は、「二重に被爆して生き残ったのは、最も幸運か最も不運か」などと締め括った。また、読売新聞によれば、ゲスト出演者らが「でも、93歳まで長生きしたのなら、それほど不運ではない」とか、「原爆が落ちた次の日に[[w:列車|列車]]が走行しているのは、イギリスでは考えられないこと」などとコメントし、再び会場から笑い声が上がった。
 
読売新聞によると、在英[[w:日本大使館|日本大使館]]は[[w:1月7日|1月7日]]に、番組内容に対する抗議の書簡を、BBCと製作会社に対し送付した。
 
朝日新聞によると、これに対し、番組プロデューサーは[[w:1月17日|1月17日]]に、[[w:大使館|大使館]]への[[w:手紙|手紙]]に於いて、「(山口さんを)揶揄する趣旨の番組ではなく、驚くべき経験を正確に伝えようとしたつもりである。[[w:日本人|日本人]]の強さを真に称賛している」などと釈明しつつも、「(日本人)[[w:視聴者|視聴者]]の気分を害したことを非常に遺憾に思う」と、謝罪の意を示した。また、番組に抗議をした在英[[w:日本人|日本人]]に対しても、非を認める内容の[[w:電子メール|メール]]を送付したとしている。
 
== 情報源 ==