「田原総一朗氏の「有本恵子さん生存否定」発言、田原氏に取材テープの提出命令」の版間の差分

[[w:読売新聞|読売新聞]]・[[w:毎日新聞|毎日新聞]]によると、[[w:北朝鮮による日本人拉致問題|北朝鮮による拉致]][[w:被害者|被害者]]・[[w:有本恵子|有本恵子]]さん（失踪当時23歳）の両親が、[[w:ジャーナリスト|ジャーナリスト]]・[[w:田原総一朗|田原総一朗]]氏（76歳）から、[[w:テレビ番組|テレビ番組]]で「[[w:外務省|外務省]]も、（有本さんが）生きていないことは解分かっている」などと発言されたことで[[w:精神的苦痛|精神的苦痛]]を受けたとして、田原氏に対し[[w:慰謝料|慰謝料]]を求めた[[w:訴訟|訴訟]]で、[[w:神戸地方裁判所|神戸地裁]]が田原氏に対し、発言の根拠とされた外務省幹部への取材[[w:磁気テープ|テープ]]の提出を命じたことが判明した。

読売新聞が[[w:訴状|訴状]]の内容として報じたところによると、田原氏は、[[w:2009年|2009年]][[w:4月|4月]]（UTC+9）に放送のされた[[w:討論番組|討論番組]]に於いて、有本さんらは「生きていない」と発言。これについて、有本さんの両親は同年[[w:7月|7月]]に、「外務省の高官から聞いたかのような虚偽を広めた」として提訴した。

読売新聞によると、今回の訴訟に於いて、田原氏側は[[w:証拠|証拠]]として、[[w:2008年|2008年]][[w:11月|11月]]に同省幹部にへ取材しを行った際のに録音した内容の一部を書面で提出したが、取材源の秘匿を理由として、テープについては提出を拒否した。

毎日新聞によると、同地裁の[[w:長井浩一|長井浩一]][[w:裁判長|裁判長]]は[[w:10月18日|10月18日]]付の決定に於いて、田原氏側が取材テープの一部を書面化し提出したことで、「[[w:守秘義務|秘密保持]]の利益を放棄した」と判断。その上で、「[[w:原告|原告]]側に対して検討と反論の機会を与えることが、[[w:裁判|裁判]]の公平さを担保することになる」とした。

読売新聞によると、「有本さんを支える会」の[[w:井川朗|井川朗]]代表は、「重要な証拠であり、決定は当然」として歓迎。一方、田原氏は、「取材源が守られなければ取材は不可能になる。とんでもない決定だ」とコメントした。

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