「香川県知事選-2014年」の版間の差分

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四国新聞社、日本放送協会によると、任期満了に伴う香川県知事選挙は、8月31日に投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の浜田恵造氏(自民党・公明党
 
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{{日付|2014年9月2日}}
 
四国新聞社、8月31本放送協会よると、任期満了に伴う[[w:ja:香川県|香川県]]知事選挙は、8月31日に投票が行われた<ref name="shikoku1" /><ref name="nhk" />。任期満了に伴うもので、即日開票の結果、無所属現職の[[w:ja:浜田恵造|浜田恵造]]氏(自民党・公明党・社民党、民主党香川県連=推薦)が、2回目の当選を果たした<ref name="shikoku1" /><ref name="nhk" />。
 
 浜田氏は22万3846票を獲得、無所属新人で共産党香川県委員会書記長河村整氏は4万4023票の得票で、大差を付けての当選となった<ref name="shikoku1" /><ref name="nhk" />。
 
 浜田氏は、四国新聞の取材に対し「再び知事として選んでいただき、大変光栄に思うとともに、重責に身の引き締まる思い。県民本位の県政をさらに徹底し、「成長する香川」「信頼・安心の香川」「笑顔で暮らせる香川」の実現のために、全身全霊で取り組んでいく。」と述べた<ref name="shikoku1" />。
 
 [[w:ja:高松市|高松市]]選管にとっては、2013年の参議院選挙で職員による不正開票が発覚して以降、初めて全有権者を対象とした選挙となった。四国新聞によると。高松市選管は、開票所にビデオカメラを設置し、コンプライアンス担当として幹部職員を配置する異例の措置を取った<ref name="shikoku1" />。
 
 四国新聞社、日本放送協会によると、今回の投票率は、史上2番目に低い33.60%にとどまった。40%割れは1986年から8回連続となり、茨城県知事選(75~2001年)の全国ワースト記録に並んだ<ref name="shikoku2" /><ref name="nhk" />。四国新聞によると、主要政党の支持を受けた現職の浜田氏と、5回の国政選挙を経験した河村氏の争いとなり、顔ぶれが新鮮味に欠けるうえ、目立った争点もなく、有権者の投票行動につながらなかった<ref name="shikoku2" />。
 
 
今回の選挙戦で浜田氏の対立候補として、無所属新人の[[w:日本共産党|共産党]]香川県委員会書記長を務めている河村整氏が4万4023票を得票した<ref name="nhk" />。対して浜田氏は22万3846票を獲得して5倍以上の格差を付け8市9町全てを制して、有権者からの圧倒的な支持を示して決着した形となる<ref name="shikoku1" />。開票からほどなくして浜田氏の再選確定が明らかとなり、浜田氏の事務所では「万歳三唱」が行われ勝利の勝ち鬨があがった<ref name="shikoku1" />。今回当選した浜田氏は四国新聞の取材に対し「再び知事として選んでいただき、大変光栄に思うとともに、重責に身の引き締まる思い。県民本位の県政をさらに徹底し、「成長する香川」「信頼・安心の香川」「笑顔で暮らせる香川」の実現のために、全身全霊で取り組んでいく。」とスローガンを掲げ、知事職へ臨む決意を新たにした<ref name="shikoku1" />。
 
なお今回の投票率は、香川県知事選史上で2番目に低い33.60%にとどまった。40%割れは1986年から8回連続で推移しており、茨城県知事選(1975~2001年まで)の全国ワースト記録に並ぶ<ref name="nhk" /><ref name="shikoku2" />。投票率が低迷している要因について四国新聞の分析では、主要政党の[[w:オール与党#「相乗り」と「共闘」について|「相乗り」支持]]を受けている現職の浜田氏と、5回の国政選挙を経験した河村氏の争いの構図となり候補者に目新しさが無かったことをポイントとして挙げている。さらに四国新聞は政策に関しても際立った争点が浮かび上がることも無く今回の選挙で選択肢が絞られ、有権者の関心が高まらなかったことによるもの、と投票率が低迷した理由を解析している<ref name="shikoku2" />。かつて香川県知事選の投票率は第1回となる1947年から1982年までは50%以上の投票率があった<ref name="shikoku2" />。1978年に「保革激突」として争われた現職であった前川忠夫氏と自民党から出馬した新人の大野功統氏による香川県知事選投票率は81.99%にまで達し、現在に至るまでの最高記録となった<ref name="shikoku2" />。1986年に入り1人の候補者に対して主要政党が「相乗り」する場面が見受けられるようになってから投票率は急落していった、と四国新聞は分析している<ref name="shikoku2" />。
 
投票率とは別に、今回の選挙戦は高松市にとって全く別の争点があった。2013年に行われた[[w:参議院議員通常選挙|参議院選挙]]の際に起こった、高松市職員による不正開票事件である<ref name="shikoku1" /><ref group = "注釈">高松市職員による不正開票事件については、wikipedia記事の「[[w:参議院選白票水増し事件|参議院選白票水増し事件]]」を参照。</ref>。高松市の選挙管理委員会が講じた再発防止対策として、開票所へビデオカメラを設置して不正行為の監視を行った。更なる対策として、「[[w:コンプライアンス|コンプライアンス]]担当」という名目で高松市の幹部職員を配置させ「お目付け役」として機能させた。ここまで踏み込んだ対策は当然ながら過去には無かったことである。対策を万全に採ったうえで選挙管理委員会は職務を果たした<ref name="shikoku1" />。
 
== 注釈 ==
<references group="注釈" />
 
== 情報源 ==
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<ref name="shikoku1">
*{{情報源・ウェブ
|url=http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20140901000106
|タイトル=知事選/浜田氏大差で再選、河村氏に1717万票余
|著者=四国新聞社
|発行者=四国新聞社
|日付=2014年9月1日
}}
</ref>
 
<ref name="shikoku2">
*{{情報源・ウェブ
|url=http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20140901000128
|タイトル=知事選/投票率ワースト2位 新鮮味・争点乏しく
|著者=四国新聞社
|発行者=四国新聞社
|日付=2014年9月1日
}}
</ref>
 
<ref name="nhk">
*{{情報源・ウェブ
|url=http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140901/t10014236761000.html
|タイトル=香川県知事選 現職の浜田氏が再選
|著者=
|表示名=NHK NEWS Web
|発行者=日本放送協会
|日付=2014年9月1日
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[[Category:政治]]
[[Category:地方自治]]
[[Category:選挙]]
 
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