「中国の期限切れ肉事件 ずさんな管理体制が明るみに」の版間の差分

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しかし作業員は「関係ない。運べ」と指示を出したとしている。ある作業員はテレビ局のインタビューで「期限切れで食べても、死にはしない」と答えている。更に別の作業員は古い商品を混ぜて新商品として作る作業については「混ぜる割合がある。多すぎると食感が変わる。普通は(割合は)5%だ」と述べている。更に2013年5月生産の冷凍の小型ステーキについても、通常半年間とされる品質保持期間を2014年6月と書き換えたり、作業員が「(古くて)臭いがする」牛肉までも加工に使っていたとされている。<ref name="yomiuri"/>
 
また、機械から工場の床に落ちた原材料の肉を従業員が拾い、それを生産ラインに戻す作業も映像に収録されたうえでテレビに放映され、上海福喜食品の衛生管理のずさんさの実態も明らかになっている。<ref name="tokyo"/>
 
OSIグループは今回の事件発覚後、「行員の個人的な行為」とする見解を示していたが、上海市は工場ぐるみで意図的に不正したという見方を強めており、同市の食品・薬品監督局と公安当局は、合同指揮部を設置して調査をしており、上海福喜食品から今年1月以後の原料の仕入れ、生産加工、品質管理、売上などの記録の提出をさせるようにしたほか、同工場に保管してある肉の原料103tと「チキンマックナゲット」などの製品・5108箱を押収しており、責任者が刑事責任に問われる可能性もある。<ref name="tokyo"/>