熱中症で3人死亡―各地で猛暑、天竜では38.2度に

【2006年7月14日】 高知新聞によると、太平洋高気圧が強まった影響で、14日は日本各地で最高気温が摂氏35度を超える猛暑となった。静岡県の天竜市では、今年最高の38.2度を記録した。これは、平年より8.7度も高いという。読売新聞によればこのほか、東京の大手町で35度、甲府市で37.7度、前橋市で37.2度、熊谷市で36.9度、佐賀市で36.4度、名古屋市で35.6度を観測し、いずれも今年最高の気温だという。読売が伝えた気象庁の話では、「梅雨前線の南下で天気は崩れがちになるが、温かく湿った気流の影響で蒸し暑い日が続きそう」としている。

一方、この猛暑の影響で、熱中症の患者が続出した。読売によると、埼玉県上尾市内のボウリング場で、木を植えていた29歳の男性(アルバイト)が熱中症で倒れ、搬送先の病院で死亡した。死因は、多臓器不全だった。また、高知・読売両紙によれば、愛知県稲沢市の畑では、畑仕事をしていた88歳の男性が病院へ運ばれたが死亡し、長崎県大村市の市営アパート敷地でも近くの60歳の女性が病院で亡くなった。そのほかにも、宇都宮市では、高校野球の試合で応援をしていた8人の女子高校生が熱中症の症状を訴えた。また、東京都では、14日午後10時までに男性20人と女性5人が熱中症により病院に搬送された。うち2人は重症だという。さらに、光化学スモッグでも、小中学生など90人以上が病院へ搬送された。気象庁は午前9時半過ぎに、スモッグ情報を出して警戒を促していた。

高知新聞によると、関東地方では、暑さによる熱雷も発生した。千葉県佐倉市では、午後5時40分ごろ宅地造成地の近くで落雷があり、2人が被害を受けた。54歳の男性は軽傷で済んだものの、26歳の男性は重症だという。

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