熊谷で39.8度―日本の6月の最高気温の記録を更新

【2011年6月26日】

熊谷市役所(参考)

時事通信が伝えたところによると、24日(UTC+9)、日本列島は関東地方を中心に猛暑となり、埼玉県熊谷市では午後2時20分に39.8度を記録、6月の日本の最高気温記録を更新した。朝日新聞によれば、記録的猛暑となった昨年の日本国内の最高気温は、岐阜県多治見市で7月に観測された39.4度であり、6月の段階で既にこれを上回ったことになる。

気象庁の観測によると、24日に最高気温39度以上を記録したのは次の5地点。

このほか、栃木県小山市佐野市、群馬県前橋市、埼玉県秩父市でも従来の6月の最高気温記録(静岡市、1991年6月27日)である38.3度以上となった。

この暑さで、各地で熱中症などで手当てを受ける人が相次いだ。毎日新聞によると、埼玉県内では、計70人が病院に搬送された。このうち、美里町では陸上競技大会に参加していた中学生21人が体調不良を訴え、搬送された。また、東松山市ではソフトボールの試合に出ていた中学生6人が手足のしびれを訴え、救急車で運ばれたという。朝日新聞によれば、このほか、関東地方などで約200人が熱中症で病院に運ばれた。

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