焼酎に覚醒剤を混入し飲ませる?飲んだスナック従業員の女性が死亡

【2009年12月20日】

産経新聞読売新聞によると、広島県警呉署は、スナックの女性従業員に覚醒剤の混入した焼酎を飲ませたとして、店の客で広島県呉市在住の城戸康志容疑者(35歳)を、12月19日UTC+9、以下同)に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕した。

両新聞によると、城戸容疑者は、「焼酎に薬物を入れ飲ませたが、薬物が覚醒剤ということは知らなかった」と、容疑を否認しているという。産経新聞によれば、城戸容疑者は、事件当時は指定暴力団共政会系の組員だった。

読売新聞によると、同署の発表として、城戸容疑者は、11月27日午後11時半頃に、同市内のスナックで、覚醒剤を焼酎に混入し、29歳の女性従業員に飲ませた疑いが持たれている。この女性従業員は、意識不明となり病院に搬送されたが死亡し、遺体から覚醒剤成分が検出された。同署は、死亡との因果関係を調べている。

読売新聞によると、このスナックでは同日に、死亡した女性従業員と一緒にいた別の26歳の女性従業員も一時入院しており、同署は翌28日に、城戸容疑者を、飲み物に覚せい剤を混入してこの従業員に飲ませたとして同容疑で逮捕したが、広島地検呉支部は12月19日に同容疑者を処分保留としていた。

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