漫画家・臼井さん、崖からのデジカメ撮影中に滑落か
【2009年9月21日】
読売新聞によると、群馬県の荒船山で見つかっていた遺体が漫画家の臼井儀人(うすい・よしと)さんであることが確認されたことを受け、「クレヨンしんちゃん」の出版元双葉社が9月21日 (UTC+9) に東京都内で記者会見を行った。
読売新聞と朝日新聞によると、現場で回収された臼井さんのデジタルカメラには約30枚の画像が残されており、その最後の写真は艫岩 (ともいわ) の上から撮影した写真であった。朝日新聞と時事通信によると、岩の上から下を見下ろす写真であった。読売新聞や朝日新聞、時事通信によると、双葉社は、写真撮影中に足を滑らせた可能性があると述べている。
時事通信と読売新聞によると、双葉社は「臼井さんの無事を祈っていたが、このような結果になり無念でショックを受けている」と説明している。
朝日新聞によれば、近親者のみでの密葬を行う予定。ファンや関係者との「お別れ会」開催については遺族との相談で決めるという。今後の連載、テレビアニメの放送は未定。
また、読売新聞と時事通信によれば、「クレヨンしんちゃん」を連載してきた「まんがタウン」の10月発売予定の号には臼井さんの追悼文を掲載する予定である。
情報源
編集- YOMIURI ONLINE 『臼井儀人さんのデジカメに崖上からの写真』 — 読売新聞, 2009年9月21日
- asahi.com 『「しんちゃん」作者のカメラ、最後は絶壁見下ろした写真』 — 朝日新聞, 2009年9月21日
- 時事ドットコム 『臼井さん遺品にがけ下のぞく写真=「しんちゃん」出版社が明かす』 — 時事通信社, 2009年9月21日