【2006年2月18日】

事件現場への献花と弔辞
現場で合掌する人

2月17日の報道によると、同日、滋賀県長浜市国道8号線付近で男の子と女の子の幼稚園児2人が何者かによって刺される事件が起きた。2人は病院に運ばれたが何れも死亡した。

死亡したのは長浜市内の幼稚園児・武友若奈ちゃん(5つ)と、佐野迅君(5つ)で、産経新聞によると、若奈ちゃんは心臓貫通の刺し傷で、また迅君も腎臓などの刺し傷による出血性ショックで死亡が確認された。2人とも胸や腹、背中など20箇所に刺し傷が確認されている。

滋賀県警察本部は直ちに捜査本部を設置し、2人を車で幼稚園に送った別の幼稚園児の母親を殺人の疑いで大津市内で緊急逮捕した。

逮捕されたのは中華人民共和国国籍の鄭永善容疑者(34歳)。日刊スポーツによると、鄭容疑者は死亡した2人の友達の母親。容疑者が逮捕されたとき、長女が自動車に同乗していた。

朝日新聞によれば、鄭容疑者は17日午前9時ごろに路上に軽乗用自動車を止めて、そこで若奈ちゃんを包丁で刺し殺して車外に放り出し、更に迅君を刺したと供述している。しかし、動機についてはまだわかっていない。同容疑者は1999年8月に来日し、翌年7月に日本人の男性と結婚していた。

出典 編集

 
Wikipedia
ウィキペディア滋賀県長浜市園児殺害事件に関する記事があります。