浜松市、行政区を再編

【2024年1月1日】

中日新聞によると、2024年1月1日にそれまで7つあった浜松市の行政区は3つに再編された。行政区の再編は2007年に浜松市が政令指定都市に移行し行政区が設置されて以来、浜松市では初めてとなった。

具体的には、現在の中区、南区、西区、東区、北区（三方原地区のみ）が中央区に、北区（中央区に属さない地域）と浜北区が浜名区となった。中央区役所は従来の中区役所と同じ場所に設置され、浜名区役所は従来の浜北区役所と同じ場所に設置された。天竜区はそのまま残った。人口が最も多い中央区は60万人を超えることになり、この数字は全国の政令指定都市の行政区の中でも最大となった。

この行政区再編は、今後の人口減少に備えて行政体制を持続可能な状態に保つために実施された。静岡新聞によれば、この行政区再編によって年間約6億5000万円の経費が削減できるという。行政区の再編に伴い従来の北区役所、東区役所、南区役所、西区役所はいずれも行政センターへ移行し、再編前と同等の行政サービスが提供されることになっている。

情報源

• 『浜松市きょうから行政区３区に　中央、浜名、天竜に』 — 中日新聞社, 2024年1月1日
• 『浜松市、新3区制スタート　「中央、浜名、天竜」　持続可能な市政に　』 — 静岡新聞社, 2024年1月1日