民間人校長採用予定者に逮捕歴、発覚後に本人が就任辞退

【2010年1月14日】

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読売新聞毎日新聞によると、横浜市教育委員会2010年民間人校長として採用予定だった元会社員の男性(52歳)が、2009年7月UTC+9、以下同様)にバスの車内で女性の胸元を撮影したとして、神奈川県迷惑防止条例違反容疑で神奈川県警加賀町署現行犯逮捕されていたことが、1月13日に判明した。この男性は、発覚後に「一身上の都合」を理由に、就任を辞退した模様である。

読売新聞によると、同市教委の話として、今回の民間人校長の公募には186人が応募し、書類選考や2度の面接を経て、問題の男性を含む5人が就任予定となっていた。ところが、2009年12月下旬に就任予定者を公表した後、「男性が逮捕されたことが新聞に出ている」と匿名の通報があり、同市教委が調査したところ、男性は逮捕の事実を認めたという。

毎日新聞によると、同署のコメントとして、当該の男性は、2009年7月22日朝に、同市内を走行中の路線バス内で、隣に座っていた41歳の女性会社員の胸元をカメラ付き携帯電話で撮影したとして逮捕された。この携帯電話には、別の女性の画像が数十枚保存されており、男性は、「女性の撮影が趣味だった」と供述したという。その後、この男性は、被害者の女性会社員と示談が成立し、起訴猶予処分となった。

読売新聞によると、同市教委は「本人から申告がない限り、逮捕歴の把握は困難。倫理観に頼る以外に無い」とコメントしている。

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