欧州サッカー連盟の緊急理事会 プラティニ会長への支持を確認

【2015年10月16日】

10月15日に、欧州サッカー連盟(UEFA)は、緊急理事会およびこの連盟に加盟している54のサッカー協会による会合により、UEFAのミシェル・プラティニ会長を支持する方針を確認した[1]。同時に、FIFAの上訴委員会に対しての不服申し立てが認めらないという結果となれば、次はスポーツ仲裁裁判所に提訴する段取りを想定しているため、11月中旬まで完了することを要求する声明も採択した[2]

今回の理事会と会合を終えて、UEFAのジャンニ・インファンティノ(en:Gianni Infantino)事務局長は「大事なのはプラティニ会長に公平な機会が与えられること」とFIFAに対して述べているとともに[2]、プラティニ会長のFIFA会長選の立候補については「最終結論が出るまでは候補者」だとしている[1]

なお、イギリスの新聞であるガーディアンの電子版が伝えているところによれば、もし、プラティニ会長がFIFA会長選の立候補を断念するときに備え、UEFAの内部ではアジアサッカー連盟のシェイク・サルマン会長をFIFA会長選の立候補者として擁立する動きがあるという[1]

情報源

編集
  1. 1.0 1.1 1.2 サッカー:FIFA汚職 プラティニ会長、会合で支持確認 欧州サッカー連盟』 — 毎日新聞社, 2015年10月16日
  2. 2.0 2.1 【FIFA汚職】プラティニ会長支持を確認 UEFA緊急理事会』 — 産業経済新聞社, 2015年10月16日