機関車「銀釜」牽引の貨物列車とトラックが衝突

【2024年9月6日】

熊本朝日放送によると、4日午後1時すぎ、熊本県 宇城市松橋町のJR鹿児島本線の踏切で、熊本操車場発八代行きの貨物列車と、トラックが衝突した[1]

この事故による怪我人はいなかった[1]

NHKによると、トラックと衝突した機関車は、「EF81 303号機」で、昭和49年に製造されたという[2]

なお、この機関車は、関門トンネル通過時の塩害を防ぐため、ステンレスで製造され、その色合いから、鉄道ファンには「銀釜」と呼ばれ親しまれていた[2]

このタイプの機関車は、計4両が製造されたが、現役車両はこの303号機のみで、老朽化を理由に、来年度までに運行を終了することが決まっていた[2]

その後、2時間ほどで運転を再開したが[2]、「銀釜」の車体には損傷があり、今後門司機関区で点検を行うとのこと[1]

この事故による影響で、鹿児島本線は宇土駅と八代駅の間の上下線で、2時間に渡り運転を見合わせ、600人に影響が出た[1]

警察が事故の原因を調べている[1]

情報源

編集
  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 熊本朝日放送 『JR鹿児島線で貨物列車とトラック衝突 機関車「銀釜」の車体損傷』 — Yahooニュース, 2024年9月4日
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 NHK 『鹿児島本線 EF81機関車けん引の貨物列車とトラック衝突』 — NHK, 2024年9月4日