横田早紀江さんらがブッシュ大統領と面会

【2006年4月29日】

ホワイトハウス(資料、2005年)

北朝鮮拉致されたとされている横田めぐみさんの母早紀江さんとめぐみさんの弟拓也さん、2002年に瀋陽日本総領事館に駆け込んだ金高哲さん一家、加藤良三駐米日本大使らは28日(現地時間、UTC-3)、アメリカワシントンホワイトハウスブッシュ大統領と面会した。

約30分間行われた面会では、早紀江さんが大統領にあてた手紙と拉致被害者家族連絡会のメンバー数人から託された手紙、めぐみさんをはじめ拉致されたとされる人たちの写真を渡した。大統領は「北朝鮮が拉致を許したことは国家として信じがたいことだ」「北朝鮮が国際社会から尊敬されたいなら人権を尊重するべき」と述べ、拉致問題への協力と働きかけを強めたいとした。

早紀江さんらは28日、同国下院の国際関係委員会小委員会の公聴会に出席し、「『すべての拉致被害者を帰さなければ経済制裁を発動します』と、世界にはっきりと言っていただきたい」と述べ、拉致問題に関する証言を行っている。

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