楽天市場の店舗顧客情報流出、284件に上る

【2005年7月28日】

楽天株式会社が運営するインターネットショッピングサイト「楽天市場」において、株式会社センターロードが出店していた「AMC」という店舗の顧客の個人情報が流出した問題で、楽天は、28日午前7時の段階で新たに161件の流出が確認され、すでに判明していた123件を合計して284件の流出が確認されたと発表した。

流出したとされる顧客の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカード番号、購入した商品名、生年月日に加え、下着の色やサイズなどの注文した内容も流出したことが判明したという。

楽天によると、「一部マスコミで楽天市場に出店している店舗で流出件数は7万件から10万件に上ると報道されたが、他の店舗での流出は確認されていない」としている。また、これら流出した個人情報が暴力団の資金源になっていたり、大量に不正使用されている可能性があるといった報道に関しても同社は、「事実関係は確認されていない」としている。

楽天は、楽天の内部から流出した可能性は低いということも明らかにしている。

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