楽天イーグルス・田尾監督を解任

【2005年9月26日】

東北楽天ゴールデンイーグルスは9月25日、田尾安志監督を2005年度シーズン限りで解任することを発表した。9月25日、河北新報他報道機関各社が報じた。

楽天イーグルスは2005年、日本プロ野球で1954年の高橋ユニオンズ以来51年ぶりの新規参加チームとしてパシフィック・リーグに新規参加し、野球解説者の田尾氏を3年契約で監督として招聘したが、選手層の薄さなどを原因に4月と8月に11連敗を記録するなど、8月下旬の時点で今季のリーグ戦最下位が早くも決定。

シーズン100敗こそ免れたが、米田純球団代表は「三木谷浩史オーナーから続投の意向を示していたが、現場としてはより強いチーム作りをするための再構築をするために避けては通れないことを確認した」として田尾監督の契約任期2年を残しての解任に踏み切った理由を述べている。また田尾監督は試合後の会見で「解任はこの日の練習前に言われた。勝負の世界だから責任を取らなくてはいけない」と語っている。なお、後任の監督人事は未定となっているが、シダックス野球部野村克也監督らがリストアップされているといわれている。

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