東京都知事、株主総会で物申す、五輪招致発言では謝罪
【2013年4月30日】
時事ドットコム [1] および東京都公式ページ [2] [3][4] によると、東京都(猪瀬直樹知事)は、4月26日、東京メトロおよび東京電力の株主総会に向けて、株主提案を行った。東京都公式ページによると、内容は両社とも、定款の改正など。
その猪瀬知事は、毎日新聞[5] および読売新聞[6]によると、 2020年五輪招致に向けて東京同様に立候補しているイスタンブールのことを「(イスラム諸国)は互いに争っている」などと批判。それが米国の新聞(毎日によると27日付のニューヨーク・タイムズ紙、読売によると4月26日付のニューヨーク・タイムズ(電子版))に掲載され、招致活動におけるIOCルールへの抵触が指摘された。
同知事は、こちらに対しては、両紙の別の記事 [7] [8] によると、一旦は反論したものの、30日には、毎日によると「撤回」、読売によると「訂正」を表明し、謝罪した。
情報源
編集- ↑ 時事ドットコム 『東電、メトロに株主提案=猪瀬都知事』 — 時事通信社, 2013年4月26日
- ↑ 東京都都市整備局 『東京地下鉄株式会社への株主提案について』 — 東京都, 2013年4月26日
- ↑ 東京都環境局、交通局 『東京電力(株)への株主提案について』 — 東京都, 2013年4月26日
- ↑ 東京都 『東京電力株式会社への株主提案』 — 東京都, 2013年4月26日
- ↑ 毎日新聞 『五輪招致:猪瀬氏がイスタンブール批判?IOCが注意喚起』 — 毎日新聞社, 2013年4月30日
- ↑ 読売新聞 『猪瀬知事、他候補都市を批判か…米紙報道』 — 読売新聞社, 2013年4月29日
- ↑ 毎日新聞 石井朗生、佐々木洋 『猪瀬知事:イスラム発言、一転撤回 規範抵触の可能性』 — 毎日新聞社, 2013年4月30日
- ↑ 読売新聞 『招致巡る発言を猪瀬氏「不適切、おわびしたい」』 — 読売新聞社, 2013年4月30日