東京競馬場で、日本公営競技史上最高配当飛び出す
【2005年10月23日】
読売新聞など報道機関各社によると、10月22日に開かれた中央競馬、東京競馬場の第12競走において、18万4,691.2倍の払戻金が発生した。日本の公営4競技(中央並びに地方競馬、競輪、競艇、オートレース)を通して史上最高の払戻金となった。
このレースは16頭の競走馬が出場して開かれたレースで、単勝式16番人気(最下位)のゼンノエキスプレスが優勝。以下2着が12番人気のカネスベネフィット、3着に3番人気のケイアイカールトンだった。上位3着までに入線する出場馬の馬番号を着順通りに当てる「馬番3連勝単式馬券」(3連単)で、(3)→(11)→(4)の組み合わせの払戻金が勝馬投票券10枚100円当たり1,846万9,120円となったもの。この組み合わせは全3,360通り中の3,344番人気で、的中投票数は450万4,663票中わずか18票(180枚)だけだった。
これまでの歴代最高金額配当は2005年5月13日に地方競馬・東京都・大井競馬場のレースでの1,300万390円。また中央競馬では同じ年の4月9日、福島競馬場での1,014万9,930円だったが、それらを大幅に上回るものだった。
また読売新聞によると、この東京12レースに於ける「馬番2連勝単式」(馬単・1着と2着の入線馬の馬番号を着順通りに当てる)の(3)→(11)の102万1,160円、並びに「普通馬番2連勝複式」(馬連・1着と2着の入線馬の馬番号を着順に関係なく当てる)の(3)-(11)の43万7,390円も、中央競馬におけるそれぞれの最高金額配当を更新した。
出典
編集- Yomiuri ON Line 『中央競馬で史上最高配当の1846万円出る』 — 読売新聞, 2005年10月22日
- NIKKEI NET主要ニュース 『東京競馬で史上最高1846万円、公営競技最高の配当』 — 日本経済新聞, 2005年10月22日
- nikkansports.com 『東京競馬で公営競技史上最高1800万馬券』 — 日刊スポーツ, 2005年10月22日
- 『東京競馬で史上最高配当 3連単で約1847万円』 — 徳島新聞, 2005年10月22日