札幌競馬場が大規模改修、再開は2014年8月予定
【2012年9月3日】
札幌競馬場は9月2日にて今夏の競馬の開催を終えた[1][2][3]。10月からスタンド等の大規模改修を行い、再開は2014年8月の予定としている[2][3]。 現在のスタンドは1971年に竣工されており、今回41年ぶりに改修される事となる[2][3]。
改修後の大きなポイントの一つとして、スタンド屋上からレースを観戦できる「テラス席」を設置を予定しており、これは日本初の試みとなる[3]。なお、改修にかかる総工費は105億円としている[2]。
開催最終日となった9月2日当日の入場者数は1万8394人[4](対前年比203・5%)と、昨年度に比べ明らかな伸びを見せた[1][2][3]。当日の勝馬投票券の売上金額は45億2438万3700円[4](対前年比103・4%)[1]。札幌競馬場の本年度第2回開催(8月18日~9月2日)における総入場者数は10万904人[4](前年比131・9%)を記録している[1]。
午前9時の開場前には1924人のファンが入場を待った[2][3]。最終レース終了後には芝コースをファンへ開放、ダートコースの砂を持ち帰ることの出来るファンサービスも行った[3]。
旭川市出身の丸田恭介騎手は、スポーツニッポンの取材に対し「こんなに集まってもらって本当にうれしい。見慣れた景色がなくなるのは寂しいが、2年後にもっといいものができる。また頑張りたい」とコメントした[3]。
今年の皐月賞で優勝したゴールドシップの馬主である小林英一氏も札幌競馬場へ訪れ、スポーツニッポンの記者へ「馬主になった時からずっと通ってお世話になった競馬場。寂しいですね」と語った[3]。
情報源
編集- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 『ラスト札幌1万8000人超…再開2年後』 — nikkansports.com, 2012年9月2日 18:03(UTC+9)
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 『札幌大規模改修へ、次開催は14年8月』 — SANSPO.COM, 2012年9月3日 5:00(UTC+9)
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 3.8 『40年の歴史に幕…札幌競馬場、改修 14年夏に完成』 — スポニチアネックス, 2012年9月3日 6:00(UTC+9)
- ↑ 4.0 4.1 4.2 『年度別全成績 2012年2回札幌6日』 — JRA, 2012年9月2日 17:43:30(UTC+9)※PDF
外部リンク
編集- 札幌競馬場スタンド改築その他工事の概要(JRAニュース、2012年3月5日)