未成年の警察学校生、急性アルコール中毒で病院に搬送される

【2011年1月5日】

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読売新聞産経新聞によると、京都府警察学校京都市伏見区)の教官2人と、2010年UTC+9に採用された(産経による)初任科生ら計約40人が2010年11月に同校近くの焼肉懇親会を開いた際、19歳の男子生徒が急性アルコール中毒を起こして救急搬送されていたことが、同府警等への取材により(産経による)1月5日に判明した。

読売新聞によると、この生徒は間もなく回復したものの、初任科生のうち約半数は未成年者であり、他にも未成年の生徒数人が飲酒していた模様である。同府警は、生徒らが教官の目を盗んで飲酒していたと判断し、教官2人と搬送された生徒の計3人を厳重注意としたものの、正式な処分は行わなかった。また、産経新聞によれば、同席した教官2人は、「離れた場所にいたために、飲酒に気が付かなかった」などと説明している模様である。

読売新聞が同府警関係者の話として伝えたところによると、懇親会は、2010年11月22日午後6時半頃に開始され、同8時半頃に生徒の一人が体調不良を訴えたため、出席者が119番通報。生徒は救急車病院に搬送された。同府警監察官室などが調査したところ、参加者のうち教官2人を含む約30人が個室に入っており、残りの約10人がテーブル席を使用。搬送された生徒と、飲酒した他の数人は、いずれもテーブル席に着席していた。産経新聞によれば、23人いた未成年の生徒のうち12人がビール日本酒などを飲んでおり、飲酒した未成年の生徒らは、「軽い気持ちで飲酒した」などと話しているという。

産経新聞によると、同校は、教官と男子生徒を口頭で厳重注意。また、飲酒した未成年の生徒全員に対し始末書を提出させた。同校の小山義徳副校長は、「職務倫理を徹底して再発防止に努めたい」と述べている。

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