普天間移設に伴う文化財調査を妨害した牧師、逮捕

【2006年9月27日】

沖縄タイムス、琉球新報によると、名護署は、普天間基地の移転に伴い、移転先となるキャンプ・シュワブ内の埋蔵文化財を調査しようとした名護市教育委員会の車を止めようとした、平和市民連絡会議共同代表の平良夏芽牧師 (44) を、逮捕した。

25日午前10時頃、市教委の2台の車がキャンプ・シュワプに入ろうとしたところ、反対派住民が立ちはだかったため、名護署の警察官が排除しようとした。平良夏芽牧師が車の下に入ったため、公務執行妨害の現行犯として逮捕した。

朝日新聞によれば、牧師は弁護士に対し、「話をしようとしたら警察官ともみ合いになったため、車の下に滑り込んだ形になった。不当な逮捕だ」と話した。読売新聞によれば、ハンガー・ストライキを始めた。

琉球新報によれば、25日、防衛庁の幹部は、「今後も実施する」と調査の継続を示唆した。

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