日本標準時、2006年元旦に閏秒実施―協定世界時は年末に閏秒

【2005年9月8日】

原子時計(資料)

日本標準時(日本時間)(JST)を管理している独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は9月7日、地球の自転速度に基づく時刻と、原子時計に基づく実際の時刻のずれの調整のため、1日を1秒間長くする閏秒を2006年1月1日に実施すると発表した。日本時間(UTC+9)2006年1月1日の午前8時59分59秒の後に、午前8時59分60秒を挿入する方法で行われる。

協定世界時(UTC)については、すでに、7月4日に国際地球回転観測事業(IERS)が、2005年12月31日午後11時59分59秒の後に「60秒」を1秒挿入することを発表している。協定世界時から9時間進めている日本時間の閏秒は、これと同時に挿入される。

閏秒は地球の自転・公転に基づく時刻と、原子時計に基づく時刻のずれが0.9秒に近づくと実施される。今回の実施は1999年1月1日以来、7年ぶり23回目となる。

出典


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