日本初の二輪車用路上パーキングの運用開始 - 東京・表参道

【2009年12月2日】

表参道(参考、2007年10月撮影、PD

警視庁は11月30日(UTC+9)、東京都港区北青山表参道二輪車(バイク)専用の路上コインパーキングを設置し、試験運用を開始した[1][2]。警視庁によると、公営の二輪車専用パーキングは日本全国初であるという[1]

2006年の道路交通法改正以降、民間の駐車監視員による違法駐車取り締まりが強化された一方で、ライダーや業界団体などから「二輪車の駐車スペースが少ない」と不満が出ており、警視庁が対策を検討してきたという[1][2]。表参道は大型商業施設『表参道ヒルズ』やブランド店などが集中して若者が多数訪れることから、バイクの需要が高いと判断され設置場所に選ばれた[1]。パーキングは表参道交差点からJR原宿駅方向への160m区間の両側に合計34台分が設置され、料金は1時間で300円[2]

警視庁によると、東京都内での違法駐車取り締まり件数は2005年には約4万5千件であったのが、2007年には約25万3千件に急増している[1]。同庁は、利用者アンケートなどで効果が確認できれば、他の場所への拡大も検討するとしている[1][2]

情報源 編集

本ニュースは「共同通信」と「朝日新聞」の以下の報道を情報源としている。

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 47NEWS二輪車パーキングの運用開始 表参道で全国初』 — 共同通信社, 2009年11月30日
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 asahi.com 『ライダー待望、初の二輪用路上パーキング 東京・表参道』 — 朝日新聞社, 2009年11月30日