日本一の高さのビル・あべのハルカスが全面開業
【2014年3月7日】
共同通信・産経新聞によると、近畿日本鉄道が建設していた日本一の高さのビル・あべのハルカス(大阪市阿倍野区)が、3月7日(UTC+9)に全面開業した。
両報道によると、既に営業を開始している近鉄百貨店本店に加え、展望台・「ハルカス300」や、大阪マリオット都ホテルも開業し、美術館もお披露目された。多様な施設を縦に並べた「立体都市」との触れ込みで、海外からの集客をも狙っている。
共同通信によると、あべのハルカスの高さは300mで、それまで日本一の高さだった横浜ランドマークタワー(横浜市、296m)を抜いて日本一となった。展望台からは、天気が良ければ明石海峡大橋・京都タワー・関西国際空港をも一望することが可能。
産経新聞によると、展望台の高さは、最上階である60階が288メートルで、日本の屋内展望台にあっては、東京スカイツリー(東京都墨田区)の「天望回廊」(450メートル)に次ぐ高さである。全面開業当日には、ハルカス内や近隣の施設を繋いだ全長約3kmのテープを、地元の子供らが一斉にテープカットした。
産経新聞によると、世界の高層建築物には、世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」(アラブ首長国連邦ドバイ、828m)や、「台北101」(台湾・台北、508m)などがある。東京スカイツリー(634m)は、自立式電波塔としては世界一の高さである。
情報源
編集- 47NEWS 『「あべのハルカス」が全面開業 高さ日本一、』 — 共同通信社, 2014年3月7日
- MSN産経ニュース 『あべのハルカス全面開業 高さ日本一、300メートル 展望台から関西一望』 — 産経新聞社, 2014年3月7日